2008-07

私の父は働きものであった。 今でも健在であるが昔ほどガムシャラではなくなったようだ。
人生のゆとりが出てきたのであろうか。 そろそろ人生のゴールも近いかなと思えるところまできて
のんびりと行ってもいいだろうと思えてきたのだろうか。

あの頃は仕事仕事と忙しくしている父の姿を憎んでさえいた。 
そしてどうだろう、あれから30年の年月を経て自分を見つめ直す。
自然と胸が熱くなってくるのはどうしてだろう・・・・・


「そうか、あの頃の父は独りで戦っていたんだ、家族のために。」


あの頃父が犠牲にしてきたもののお陰で今の私はある。 
子供に理解されなくても、ひたすら汗を流していたあの父の努力のお陰で。
「いつかは分かるよ」と笑って汗を流していたあの夏。
確かにそうであった。 
今度田舎に帰るときには美味しい酒でも持って帰るか。

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アトム 

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