2017-05

目次

≪ 物理を好きにさせる ALL 二準位系 その1 ≫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ニュートリノ その1

ニュートリノは世間一般にあまり知られていないようなので、簡単に解説しておこう。ニュートリノはνと表し、今現在3種類のνが知られている。三種類あっても基本的な性質は同じようなものである。

ニュートリノの質量は非常に小さいため、近年までその質量を測定することができなかった。質量の測定は日本の神岡鉱山で画期的なアイディアを用いて行われた。この実験を指揮した小柴昌俊東京大学名誉教授がノーベル物理学賞をとったことは記憶に新しい。この画期的なニュートリノ質量測定の実験について解説するのはまたの機会にして、今回はニュートリノ性質を物理分野以外の人を対象に説明したい。

(1)まずニュートリノは軽い、その質量は電子の1/100000以下のようだ。軽いということは、少しのエネルギーでスピードが出る、つまり宇宙の遠くからも飛んでくる。このニュートリノを捕まえて宇宙の情報を探ってやろうというのがニュートリノ天文学と呼ばれる分野だ。

(2)ニュートリノは物質と殆ど相互作用しない。つまり我々の体、鉄の板、惑星、何でもかんでもすり抜けてしまう。太陽から地球に降注ぐニュートリノは毎秒1億の400倍個=4*1010以上らしいが、我々の体に影響ないのはニュートリノがすり抜けてくれるからである。

(2)の性質は人体に及ぼす影響を心配しなくて良いことを意味しているのだが、一方ですり抜けるニュートリノを捕まえることは非常に大変だということである。

こんな幽霊のようなニュートリノを最近は地球のレントゲンとして使おうというのがトレンドらしい。人間の体を見るのにX線を使ったように、地球の内部を見るのにニュートリノを使おうというアイディアだ。http://www.asahi.com/national/update/0728/TKY200507270415.html。 興味がわくところだ。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://letsphysics.blog17.fc2.com/tb.php/18-18261a98

«  | HOME |  »

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

アトム 

アトム 

趣味   近所散策と物理

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。