2017-07

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≪ 絵で見る量子力学 二次元ボックスの中 ALL 冬の思い出 ≫

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岩波数学公式集 III

岩波 数学公式集III (特殊関数) 森口,宇田川,一松著

数学公式集の書評など書いても仕方ないですが、本当に重宝する一冊です。私が良く使ったのは特殊関数が入っているIII巻。量子力学や電磁気学の演習によく利用して、最終的には値段も高くないんで自分で買ってしまいました。なんといってもこれ、コンパクトで良いですね。小さいくせに特殊関数の出てくる計算なんかはこれ一冊で足りるんではないでしょうか。公式集でもっとも大事なのは間違いがない事と重要な公式がもれていない事だと思っていますが、これはそのどちらもクリアーしていると思います。公式集の最初に「はしがき」なる著者の記しがあります。日付が1959年12月となっています。つまり初版から既に50年近く経っているわけでその間に多くの誤りも訂正されたでしょう。公式集にはそういった熟成期間が必要だと思います。


久しぶりに調和振動子の問題を解いていてこの公式集を紐ときました。Weber関数なるものを探していましたが、228ページの脚注に
「注1 Eν(z)はWeber-Lommel関数ともよばれる。放物柱関数§19,75ページ関連したWeberの関数Dν(z)とは全く別の関数である。なお、この二人のWebberは別人であり、正しくはDν(z)をH.Weberの関数、Eν(z)をH.F.Weberの関数とよぶべきであろう。」
と書いてあり、細かいところまで色々と気が利く公式集だとあらためて感動しました。そういうことで私が探していたのはH.Weber関数だと分ったので直ぐに必要な情報を見つけることができました。
そんなことでもなければ公式集の書評など書かないのですが、この本は便利なのでお勧めということです。物理をやるなら持っていても損はしません。因みに寺沢寛一は重くて持ち運びできないのでオークションしました(笑)。

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