2017-03

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≪ 級数和の数値計算 その2 ALL NHK プロフェッショナル 宮崎駿 ≫

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最近の読書

最近買って読んだ本を2冊紹介しておきます。一冊目は「無限論の教室」以来すっかりお気に入りになった野矢茂樹著の「入門!論理学」です。スタイルは無限論の教室に似て、読みやすい論理学への入門書という感じでしょうか。(対話形式ではなく、講義形式ですけど)


大学時代に論理学の講義を受けたことがなかった私にとっては、へぇ、へぇの連発で、つまりの所は「数学の基礎みたいなもんだ。」という感想です。それもそのはずで、論理を学問するわけですからかなりの部分が数学にかぶるというか、すべての論理的な思考に関係してくるわけですからね。内容は、たぶん数学の基礎をしっかりとやっている人にとっては特に新しい事はないでしょう。たとえば、最初の方は「かつ=∧、または=∨、ならば= →」などをどう扱い、それらの否定をどう作るかという話から始まります。基礎的ですが、とてもわかりやすく著者のユーモアが論理学という硬いものを、なにか柔らかで親しみやすいものへと変えて見せてくれるのが楽しい一冊でした。



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さて二冊目は、ゲーデルの不完全性定理に関してなにか素人でもわかるような本はないか探した結果見つけた一冊、野崎昭弘著「不完全性定理」(ちくま学芸文庫)です。残念ながら不完全性定理について理解は深まりませんでしたが、読書としては非常に楽しめる一冊でした。特に公理系に関する数学の歴史をここまで丁寧に解説した一般書はなかなかないかもしれません。文庫で1100円は高いと妻には言われましたが、「こういう理系の本は売れないからこれくらいの値段でないと本を書く人がいないだろう。これでも安いくらいだ!」とかいって何とか納得してもらいました。いや実際、不完全性定理に関する一般向けの講義なんかが1万円くらいであったら喜んで受講費を払うと思います、いや2万出してもいい!? 

とりあえず読み終えましたが、まだまだ理解しきっていない箇所が多く、もう一度じっくり読み返してみたいと思います。ざーと読んだだけでもそれなりに楽しい本だと思うので、お勧め度は高いです。特に数学または公理系などに興味のある人なら文系の人にもわかりやすい一般向け解説書と言えると思います。

コメント

鏡さん、久しぶりです

いつもいつも有益な情報をありがとうございます。
4000円ですか、高いけど手が出ない程でもないですね。
ただ学生時代とちがって、高いものは買ったら本棚の肥やしにすること
がなかなかできませんね。書店で手にとって自分の力量で読めそうか、少なくとも
何か得ること、または感じることができるか確認してからにしたいと思います。
それにしてもカントールやゲーデルの仕事はなにかしら人をひきつけるものがありますね。 素人でも理解したくなるなにか。。。。。 やはり知的好奇心ってやつでしょうか。

前原先生の本

こんにちは、鏡です。どうもお久しぶりです。
不完全性定理についてきちんと証明つきで書かれた本は、古いことは古いのですが、今でも前原昭二先生の「数学基礎論入門」が一番分かりやすいかも知れません (これは個人の好みが入ってるので違う意見の人も多いかと思いますが)。もちろん全部読むにはそれなり忍耐と時間が必要ですが、「論理的には」前提知識を必要としませんし、またそれだけの価値があると思います。
ただし、お値段もなかなかよろしく、Amazon で 4095円なり。うかつに購入すると奥様に怒られるかも知れません (笑)

以前,飲み屋で哲学者らの会話を聞いて,感動した記憶があります.
大学が情報系だったので,哲学チックな数学の講義がどんなものか,興味ありです♪

そのとおり!

出しちゃいますよね!?
もし、ほんとうによい講義である程度時間数があればそれくらいは払っても良いとおもいますよね。 そういう一般向けの公開授業みたいなやつもこれから増えてゆくときたいしましょう。 もちろん安い本とかがあればそれに越したことはないけど、難しい話になると直接教えてもらったほうがわかりやすいですもんね^^

3万までなら出します!

(テスト投稿)

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