NHK プロフェッショナル 宮崎駿
妻がNHKプロフェッショナルを録画しておいたくれたので二人で見ることに。今回は映画監督の宮崎駿、もう知らない人はいない日本の、いや世界のトップといってもよいだろうアニメ界の巨匠。予想したとおりにドキュメンタリーとしては今一突っ込みきれていないと思う。しかしこれはある程度仕方ないというか、仕事中の宮崎駿にカメラを向けること自体勇気の要る作業であると思う。撮影中、宮崎駿に
「もう、カメラ回すのやめなよ」
と言われて、その日はあっさり取材が終わってしまう。仕事中の宮崎の出すオーラーは怖い。言葉はやさしくても、これ以上カメラ回すと「俺は本気で怒るぞ」というような凄みが伝わってくるのである。それはカメラを通してみた視聴者ですらそうだから、本人を目の前にして取材しているディレクターがカメラを置いたのも仕方ないと思えてくるのだ。今回の取材はディレクターが一人でハンディー・カメラを片手にならということでOKが出たものらしい。そういった訳でドキュメンタリーとしては非常に難しい。ある意味取材する側とされる側の戦いでもある。
いくつか記憶に残る言葉があったが、その一つに
「理想をもった現実主義」
というものがある。映画を作るという作業はビジネスである。締め切りが設定されれば、巨匠宮崎といえどその期限は守らなければならない。いつまでも理想を言っているわけにはいかない。しかし理想を忘れた現実主義者にはなりたくないと言うわけだ。これが本当に66歳の人なのか? と思えるほどすごいバイタリティーを持った人だ。
最後の方にはスタジオで司会を務める茂木健一郎と住吉美紀さんが直接宮崎駿にインタビューをするのだがこれが酷い。この二人は全くどういうつもりでインタビューしているんだと思えた。宮崎駿に向かい
「宮崎さんは映画監督として既に名声や地位を持った人なのに、なぜ映画を作り続けるのですか?」
というような内容の質問をする。本当にこいつはそんなつまらない質問をするために宮崎駿の貴重な時間を使っているのだろうか。この人の仕事を見て、ディレクターが取ってきた映像をみて、それでもそんなつまらない疑問がわくのだろうか。地位や名声のために映画を作る人に見えるのだろうか。これは宮崎駿を馬鹿にしているとも思われても仕方がないインタビューだったと思う。NHKももう少し考えて欲しいな・・・と呟いてしまった。
そういった様々な不満はあったが、なんと言っても宮崎駿というだけで番組はある程度面白くなる。不思議でもなんでもなく、彼が出るだけで視聴者をわくわくさせる物が確かにそこにはある。何気なくても彼の発する一言一言が哲学を帯びてくるから不思議だ。何かで成功する人というのはその事に留まらず人生に哲学を持っているということだろう。凄い人が作る凄い映画。もうこれは凄いに決まっているでしょう。次回作が楽しみだ。
「もう、カメラ回すのやめなよ」
と言われて、その日はあっさり取材が終わってしまう。仕事中の宮崎の出すオーラーは怖い。言葉はやさしくても、これ以上カメラ回すと「俺は本気で怒るぞ」というような凄みが伝わってくるのである。それはカメラを通してみた視聴者ですらそうだから、本人を目の前にして取材しているディレクターがカメラを置いたのも仕方ないと思えてくるのだ。今回の取材はディレクターが一人でハンディー・カメラを片手にならということでOKが出たものらしい。そういった訳でドキュメンタリーとしては非常に難しい。ある意味取材する側とされる側の戦いでもある。
いくつか記憶に残る言葉があったが、その一つに
「理想をもった現実主義」
というものがある。映画を作るという作業はビジネスである。締め切りが設定されれば、巨匠宮崎といえどその期限は守らなければならない。いつまでも理想を言っているわけにはいかない。しかし理想を忘れた現実主義者にはなりたくないと言うわけだ。これが本当に66歳の人なのか? と思えるほどすごいバイタリティーを持った人だ。
最後の方にはスタジオで司会を務める茂木健一郎と住吉美紀さんが直接宮崎駿にインタビューをするのだがこれが酷い。この二人は全くどういうつもりでインタビューしているんだと思えた。宮崎駿に向かい
「宮崎さんは映画監督として既に名声や地位を持った人なのに、なぜ映画を作り続けるのですか?」
というような内容の質問をする。本当にこいつはそんなつまらない質問をするために宮崎駿の貴重な時間を使っているのだろうか。この人の仕事を見て、ディレクターが取ってきた映像をみて、それでもそんなつまらない疑問がわくのだろうか。地位や名声のために映画を作る人に見えるのだろうか。これは宮崎駿を馬鹿にしているとも思われても仕方がないインタビューだったと思う。NHKももう少し考えて欲しいな・・・と呟いてしまった。
そういった様々な不満はあったが、なんと言っても宮崎駿というだけで番組はある程度面白くなる。不思議でもなんでもなく、彼が出るだけで視聴者をわくわくさせる物が確かにそこにはある。何気なくても彼の発する一言一言が哲学を帯びてくるから不思議だ。何かで成功する人というのはその事に留まらず人生に哲学を持っているということだろう。凄い人が作る凄い映画。もうこれは凄いに決まっているでしょう。次回作が楽しみだ。
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