2017-11

目次

≪ Eye learning: 箱に入った電子3 ALL ハイゼンベルグの顕微鏡;石井 茂 (著) ≫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

Eye learning 箱に入った電子4

一次元の無限井戸型ポテンシャルで記述される、箱に入った電子を考えます。ある瞬間に箱を開けたら電子(の波動関数は)どのように運動するか?について調べてみます。物理的な議論は機会を見てすることにして、今回は数値的に波動関数の時間発展を求め、波動関数の二乗を図に描いてみました。図は箱に入った電子状態がn=1,3,5の場合を時刻を毎に(t = 0,0.1,0.2,0.3)描いたものです。

面白いのはn=1から飛び出した電子状態はのっぺりと広がっていくだけですが、n=3, 5の状態では波動関数の塊が箱の左右に飛び出してゆきます。これは、n=1の状態がほぼ静止した電子状態に対応しているのに対して、n=3や5は電子が励起状態であって、電子が箱の中で左右に振動していたためだと理解できます。箱を開けたとたん振動していた電子は左右に飛び出すわけです。


exbb02.gif


exbb03.gif


*長さの単位は電子のコンプトン波長λ=h/mcで、時間の単位はc/λ だと思ってください。

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://letsphysics.blog17.fc2.com/tb.php/301-4be442a0

«  | HOME |  »

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

アトム 

アトム 

趣味   近所散策と物理

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。