2017-03

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≪ 盆踊り ALL WKBJ  2 ≫

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WKBJ 1

「量子力学というのは、なかなか解けない。」

「そういったわけで、解ける問題というのは貴重なんですよ。」

と教授は返答した。質問内容は覚えていない。へえ、そんなに解けない問題ばっかりあるんじゃ、実際の研究ではどうやって計算するんだ。

「後で、近似の話をします。」

と教授が付け加えたので、私の呟きが聞こえたのかと思った。


それで後に習った近似法というのは、摂動論、変分法、古典近似の三つだった。摂動論は非常に一般的に思えたが、そんな安直な、という気がした。これは何時も「摂動は小さいと思って」という決まり文句がついていたので、そういうイメージが残ったのだと思う。次の変分法は、あまり使えないというイメージがある。演習問題で簡単な問題を一つくらい解いただろうか、その後使ったことがない。最後の古典近似というのは、これまた量子力学なのに、古典近似?と初対面の印象が非常に悪かった。以後、近似法について自ら勉強したことがない。


大学院に入り、古典近似にはWKB法という別名がある事を知った。Wentzel,Kramers,Brillouinの頭文字だそうだ。へえ。しかし、それ以後しばらくお目にかからなかった。

ある日の原子核物理の授業で、トンネル効果の話がでてきた。何故か、「ポテンシャルを引っくり返すと」という一文が入っていた。納得がいかないので質問することにしたが、担当の教授は質問をサラリとかわすタイプであって、やはりその時も例外ではなかった。

「量子力学のWKB法でやったよね?」

と言われたが、この先生の授業はとっていないので尻込みした。

WKB→古典→トンネル効果? 

おかしい。しかしWKB≡古典近似なので、繋がらないのは、古典近似→トンネル効果の部分だな。そう思っていたが、後に最初の矢印も少しおかしいと言うことを誰かに教わった。

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