2017-09

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≪ πの歴史 (ペートル・ベックマン) ALL 「量子力学を見る 電子線ホログラフィーの挑戦」 外村彰著 (岩波科学ライブラリー) ≫

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春宵十話 (岡潔)

岡潔(おか きよし)著 春宵十話(光文社文庫)、その帯には
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2009年・日本人として読むべき「品格」の書
人の子を育てるのは大自然なのであって、人はその手助けをするにすぎない。「人づくり」などというのは思いあがりもはなはだしいと思う。(本文より)
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とある。 

数学者としての岡潔の名前は勿論よくしっているのだが、彼の書いたものを読んだことはない。書店で「春宵十話」を見つけたとき先ずはしがきを読んでみた。 心に留まった節を抜粋させてもらうと

春宵十話、はしがきより:
私は、人には表現法が一つあればよいと思っている。それで、もし何事もなかったならば、私は私の日本的情緒を黙々とフランス語で論文に書き続ける以外、何もしなかったであろう。私は数学なんかをして人類にどういう利益があるのだろうと問う人に対しては、スミレはただのスミレのように咲けばよいので有って、そのことが春の野にどのような影響があろうとなかろうと、スミレのあずかり知らないことだと答えてきた。

スミレはただスミレのように咲けば良い、これがすっと府に落ちた。 内容は、日本の教育に関すること、彼の歩んできた道、宗教、美術などなどである。この本が書かれたのは50年前。日本の将来を心配していた岡潔の言葉は現代だからこそ耳をかたむけなければならないものが多いように感じる。



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