2017-03

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≪ 「今度こそ納得する物理・数学再入門」 前野昌弘著(技術評論社) ALL 数学パズル美女か野獣か? 壷に入ったワイン ≫

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完全独習 統計学入門 (小島寛之著 ダイヤモンド社)




スッキリした表紙の上に「使うのは中学校数学だけ!」と書かれた帯が巻いていある。
完全独習用に構成された内容で統計学を学ぶためのミニマムが詰め込まれた一冊。

第0講において
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「これ以上何かを削ったら、統計学にならない」というギリギリの道具立てと簡単さ
で書かれた「超入門書」です。
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と書かれている。

構成は「第1部/速習!標準偏差から検定・区間推定まで」に第1講~第10講が
割り当られており、およそ100ページを費やす。各講はかなりゆったりと空白
をとって書かれており、最後に1~2ページのまとめと演習が用意されている。
それにコラムや補足のページも入っている。

「第2部/観測データから背後に広がる巨大な世界を推測する」は第11講から第21講
が当てられて,こちらも約100ページ。

非常にすっきりとまとめられていて、読みやすい。今朝、初めて本を開いてから
3時間程度かけて第1部を読んだ時点でこの感想を書いているのだが、私の場合、
ある程度の基本知識は持っているので、ポイントとなる箇所だけを読んでみた。
ポイントだけ読んだといっても、私にとって3時間で100ページ進む事ができる
本など滅多にない。ところが,本書、ポイントが非常に明確で分かりやすい。
重要な箇所には太字を使ってあり、コラムは薄い青地の中にまとめられている。
図もすっきりと明確。内容の分かりやすさも然ることながら、視覚的に読みやす
いということも非常に重要なポイントではないだろうか。特に忙しいサラリーマン
にとっては本を開いたときに、内容がすんなりと頭に入ってくることや、
(泊まっても)止まらずに、すらすらと読めるということも重要だろう。
そういった観点言えば、初心者向けの本としてこれ以上のものはなかなか出て
こないのではないかというのが感想。

総じて、初めて学ぶという人や、学生時代に統計をやったがすっかり忘れた
という人にお勧めの一冊で、対象にした読者層を母集団とすれば、標本空間
に属する全ての読者を満足させる一品ではなかろうか。

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