2017-08

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≪ 映画 「drive」 ALL パラドックス! 林 晋 編著 (日本評論社) ≫

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「シュレディンガーの猫」のパラドックスが解けた! 古澤明著 (ブルーバックス)



面白そうな本だと思って読み始めたが、残念ながら量子力学の復習をするための第一章
からいろんな事がひっかかってしまった。とりあえずある程度量子力学は勉強している
から拘らずに次の章にいって良いだろうということで第一章は軽く流して第二章を読み
始めた。しかし続かずダウン。機会を見て再挑戦するつもりだが、現時点ではこれ以上
読み続けるだけの元気がない。以下に、この本に挫折した理由を(かなり偏った視点か
ら)書き記しておく。 先ず、第一章のシュレディンガー描像とハイゼンベルグ描像の説明で引
っかかった。

(以下41ページ4行目からの引用)
「a×b≠b×a (q数を表す^がついている)のようにかけ算の順番が
入れ替えられないことである。これがハイゼンベルグ描像の本質であり、」

という箇所は私の理解では、正確さを欠いているし、かなり誤解を招く
記述ではないかと感じた。だって、交換関係は描像によるものではなく、
演算子の持つ特徴であって、それはSchrodinger描像やHeisenberg描像
に直接関係ないと思われる。その他にも、いろいろと説明不足ではないか
と感じる箇所があった。例えば「位相」という重要なキーワード。これに
ついて詳しい説明はどこかにあったのだろうか。「位相の測定」なんかも
さらりと現れるが、どうやって測定したのだろうか、その手の事は今は
気にする必要はないのだろうか、などと考えて先に読み進めない。


おそらくブルーバックスのイメージである「一般大衆に近い人々向け」
ではなく、かなり知識的に高いレベルの読者が想定されているのかもし
れない。テーマがかなり興味深いので、読みづらいとか、難しいという
理由だけで諦めるのはもったいないし、著者はこの分野をリードするよ
うな研究を行っているのだから、読了すれば必ずや何か得るものがある
に違いない。いつか機会を見つけて再挑戦したい。

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