2017-10

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フラクタルの物理 (I) 基礎編, 松下 貢 著

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フラクタルの物理 (I) 基礎編, 松下 貢 著 (裳華房フィジックスライブラリー)

初版が2002年に出ていたらしい。最近書店で見つけて手に取ってみたが、正に
こんなレベルの本が欲しかったという内容だった。フラクタルに興味のある人なら,
高校生から読むことも可能かもしれない。フラクタルの具体的な例から始まって,
フラクタル次元の求め方、フラクタルとなる現象のモデル化までを扱っている。
2巻で応用を扱っているようである。この1巻は、基礎を簡潔、平易に説明したもの
でとても読みやすい。使っている数学も高校数学程度で、取り上げている具体例も
分かりやすく、全体としてすんなりと頭に入ってくるような(気がする?)内容と
なっている。入門編のテキストとして最適だと思う。

大学時代に、結晶成長などの実験をしていた先生が、講義中に、
「こういった物理も面白いんだよね」といいつつ、フラクタルについて
お話程度に触れていたのを思い出す。当時は、なんだか変なことやっているなあ
と思っていたが、今にしてみればもう少し先生の話を真剣に聞いておくべきであった。
当時は、フラクタルなんて分類学以上のものではないと思っていたが、そのような
意見に対しても、この本の著者はしっかりと答えてくれる。各章の最後に、
マンデルブロについての逸話があったり、著者がフラクタルの研究を始めた頃の
奮闘や興奮が語られていたりと、読み物としても楽しい。






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