2017-05

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≪ 熱力学を学ぶ人のために 芦田正巳著(オーム社) ALL 楽しく考える物理シリーズII 熱力学 ≫

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統計力学を学ぶひとのために 芦田正巳著(オーム社)

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山形大学で教える著者が使っている統計力学の講義ノートをオーム社より
出版したもの。同著者の「熱力学を学ぶひとのために」と同じ思想で、内容
をしぼり、実際の講義で扱える程度の分量を丁寧にまとめた講義ノートです。


基本的なことから丁寧に、書いているので分量がかなり多くなっているが、
非常に読みやすいです。1章と2章で物質科学に統計性が導入される理由を
説明して、統計学の基本をさらりとおさらいしています。3章は状態空間
の考えと統計力学の基礎事項。その後は、4章:ミクロカノニカル・アン
サンブル、5章:カノニカル・アンサンブル、6章:グランドカノニカル
・アンサンブルと進んで、ここまで216ページを費やしています。
その後、7章で粒子のスピンと統計性の関係を述べて、8章:フェルミ気
体、9章:ボーズ気体で締めくくります。
非常に分かりやすくて、最終的には340ページとかなりの分量になって
います。これは、初学者には非常に有り難いことで、丁寧な説明の結果分
量が増えたということでしょう。

個人的に気になる箇所が、76ページの、「・・・、純粋に古典論
だけで考えたのでは、どうしても上手くいかないのです。古典統計力学
という場合でも、最低限、次のような量子力学的な修正を施さなければ
なりません。」とある。まあ、小難しいこと言わずに、あっさりと進む
方が得策なのかな・・・。

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