2017-10

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≪ 統計力学を学ぶひとのために 芦田正巳著(オーム社) ALL 理科系の作文技術 ≫

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楽しく考える物理シリーズII 熱力学



楽しく考える物理シリーズII 熱力学 村上曜著(プレアデス出版)
を読みました。熱力学を歴史的な経緯も含めて、将に『楽しく考える」
ことに重点をおいて解説した一冊です。以下に感想を書きます。

まず、200ページ程度の割と薄く見える装丁なんですが,読んでみる
と分かるように、著者の熱力学に対する思いがちりばめられた、なかなか
中身の詰まった一冊です。しかし、一般的な熱力学の体系を分かりやすく
解説するようなものではないと思いました。むしろ、熱力学の発展を概観
したい人や、熱力学(特に第一法則と第二法則)という学問の意義につい
てじっくりと勉強したい人に良い読み物だと思います。私的には、いろい
ろと知らなかったことが分かり非常に楽しく読めました。前提となる知識
は仮定していないと思いますが,扱っている内容は奥が深いので、一朝一夕
には読み進められないと思います。一度熱力学を勉強した頃に理解を深め
たいという人に最適でしょう。1.27章まである程度時間をかけて読みました
が、時間がなく、その後は流してしまいました。


気づいた点
①82ページ(1.12)〜(1.24)式ではモル数nが抜けている気がします。
②83ページ1行目のビリアル展開の次数は三次ではなく二次だと思います。
(三項までの近似は'(1/V)の二次までの近似)
③115ページの(1.38)マイヤーの関係式では、理想気体の内部エネルギーが
温度のみに依存すること((1.41)のジュールの法則)が使われていることが
明言されるべきだと思います。

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