2017-03

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≪ 時計遺伝子の正体 ALL 映画「運命じゃない人」 ≫

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誰が原子をみたか

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江沢洋著「誰が原子をみたか」(岩波科学の本)

ブラウン運動の発見から、アインシュタインのブラウン運動の論文に
至るまでの科学の発展をゆっくりと丁寧に説明した本。

難しい数式は一切出てこないが,しっかりとマックスウェル・ボル
ツマン分布などもでてくるし、重力中で気体分子の密度が高度にどの
ように依存しているかなどもしっかりと説明されている。中学生や高
校生向けの科学の本であるが、子供向けだからといってレベルが低い
わけではない。寧ろ大人が読んでも楽しいし、江沢先生の解説が非常
に丁寧で本質をついているので数式で分かった気になっている人にも
一読の価値があると思う。

そして、この本を書くにあたって江沢先生が実際にいろいろと実験を
しているのが分かる。実験中のハプニングなども書かれていて、また
、実験の様子も写真で解説されているので科学に対する子供の好奇心
をくすぐるようにできている。はしがきでふれられているように、

「”むずかしくはない”が,一度読んだだけでは全てがわかるわけではないだろう。」

という言葉ぴったりだ。しかし、そのことが、寧ろ子供向けの科学の
本としてとても望ましいものではないだろうか。おもしろければ、当
然何度も読み返してでも理解しようとするだろうし、その過程で、楽
しいながらも科学が一朝一夕には進まないことを体現できるのではな
いかと思う。そうやって努力した暁には、格別の感動とともに叫ぶだ
ろう。

「わかった!」

え、今時そんな子供いないっって? 結構そういうの大事だと思うん
だけどな〜。

コメント

是非

座間市理科好きさん、コメント有り難うございます。是非書店で眺めてください。
数式は有りますが,物理的な本質を伝えるように工夫されていると思います。

文庫

難しい数式なしでどのように解説しているのか、興味がわきました。
今度、本屋さんで探してみようと思います。

文庫でた

この本、なかなか手に入らない状況だったんだけど、文庫になっていますね。

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