2017-08

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≪ 無題 ALL 「孤独のグルメ」 久住昌之(原作)谷口ジロー(作画) ≫

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宇宙エレベーターの物理学

spaceelevator.jpeg
宇宙エレベーターの物理学 佐藤実著(オーム社)

宇宙エレベーター、又は軌道エレベーター。
地上約3万6千キロ上空に造られたステーションと地上をケーブルで結び、
その間をエレベーターのように行き来しようというものである。


そんな夢みたいな話,実現可能なの?という疑問が当然わいてくるが、その疑問
自体を物理の教材として取り上げ、宇宙エレベーターを調べながら物理学
の理解を深めようというのが本書の狙いである。

utyuelevatornoimage.jpg
宇宙ステーション(左:NASA)と地上基地の(Space Elevator Visualization Group)のイメージ図。

実現に向けて真剣に検討している人達もいるらしい。印象としては、今の所は
難しい問題がいろいろありそうだが、全く馬鹿げた話ではない。現在身の回り
に溢れている様々なテクノロジーだって、50年前には夢物語と思われていた
であろうことを考えると、「困難である」という言葉はあまり意味がない。
とにかく面白いアイディアなんだから,いろいろと検討して問題点を認識すること
が大事なのかなと思った。

このプロジェクトの実現性はともかくとして、「宇宙エレベーターの物理学」は
力学を学ぶための話題が盛りだくさんでとても楽しい。基本的な事項が詰まって
いるし、なによりも「宇宙エレベーター」という夢を実現していく過程を追体験
できるという構成が素晴らしい。ワクワクしながら、物理を勉強できる未来の
テキストが現代において出版されたものである。タイムマシーンの存在を証明する
一例なのだろうか。

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趣味   近所散策と物理

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