2017-10

目次

≪ 21世紀の新しい数学 ALL 構造学再入門 デザイナーも構造に強くなろう ≫

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

おもしろい話で理解する 材料力学入門

おも材

おもしろい話で理解する 材料力学 久保田浪之介著

材料力学を楽しく勉強するための一冊。
材料力学のような、基礎的な本の副読本として読むのが良いのではないかと思う。
一話簡潔で、様々な話題を通して材料力学の基本を教えてくれたり、
身近にある構造物の形状が何故そうあるのかということを教えてくれる。
とても楽しい,私のお気に入りの一冊である。ただし,内容はそれ程高度
ではないが、ある程度材料力学(or構造力学)を勉強した読者を対象として
いるので、全く基礎がないと苦しいだろう。 幾つかの話題を引用すると、31話『曲がるってことは回ってること』では、
物体の曲げモーメントと回転についてふれている。
34話『同じ形でも方向によって曲がらない』では、コピー用紙のような
薄い紙を、面(例えば表面)を上に向けた状態で片手で持つと,当然ながら
紙はだらーんと曲がる。しかし、面を横に向けると,結構踏んばってくれて、
紙はだらーんとはならない。
これは断面係数で理解できる話だが、日常ではあまりこういったことまで
考えないから気がつかない。子どもに聞かれたりしたら
「あたりまえに決まっている!」というくらいだろう。
45話『送電線の理想的なたるみ』では、カテナリー曲線についてふれている。

同じおもしろい話で理解するシリーズに、坂本卓著のものがあるが、これは
かなりマニアックな話題に感じられて、私はそれほど興味をひかれなかった。
ここで紹介した久保田浪之介著の材料力学は話題のレベルが適切で、解説も
深くなりすぎず、でも要点は捉えているという絶妙なレベル設定ではないか
と思う。おすすめ度はかなり高く、工学系の人には絶対詠んで欲しい一冊。


コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

http://letsphysics.blog17.fc2.com/tb.php/597-4722b2b3

«  | HOME |  »

CATEGORIES

RECENT ENTRIES

RECENT COMMENTS

RECENT TRACKBACKS

APPENDIX

アトム 

アトム 

趣味   近所散策と物理

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。