2017-10

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≪ 生物の形バイオメカニクス ALL 冷蔵庫と宇宙 ≫

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よくわかる 生物基礎物理学ー生命科学のよりよい理解のためにー

よくわかる生物物理学

お茶の水大学生物学科の先生が書いた生物物理学の基礎。平易で、
要点が簡潔にまとまっていてとても良い。アマゾンのレビューでは
内容が浅いと書かれているが、これくらいでいいんじゃないの?
と思った。だって,これって生物学科向けの内容なわけでしょ?
これでも高校で物理教科を取らずに生物だけを勉強してきた人に
取ってはハードルが高い。最後は細胞膜の電位に関するネルンス
トの式までたどり着く構成になっている。その過程で、力学,電
磁気、熱力学、気体分子運動論等に関係した話題を扱っている。
といっても、それらの分野から選ばれたトピックスさらりと解説
してあるので、本当に理解しようと思ったら、かなりの労力を要
するだろう。

補章を除けば、大体100ページで神経伝達の基礎を解説している
ので、とてもコンパクトで意欲的な一冊だと思う。補章には仕事や
エネルギー、微分方程式の話題から、コンデンサーを含む回路の
基礎が説明されている。基本的に、本文中に必要な数学的な知識
や物理の詳細は全て説明されている。とは言っても、この一冊だ
けで全てがすんなりと分かるはずもなく、多くの学生が他の参考
書も開くことになるだろう。少なくとも,私の場合には、他の参
考書も必要であった。それにも関わらず、この一冊はとて
も良いガイドラインとなっているし、一度分かってしまえば、良
いまとめになっていると感じる。ブラウン運動の箇所などは、と
ても分かりやすい説明になっていると思う。生物物理の入り口に
立っている人には、お勧めの一冊。早い段階で、この一冊を読ん
でおくと良いと思う。


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