2017-03

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≪ 暗号解読 サイモン・シン著 ALL 万物を駆動する四つの法則 ≫

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熱力学で理解する 化学反応のしくみ (ブルーバックス)

熱力学で理解する化学反応のしくみ

熱力学で理解する 化学反応のしくみ 平山令明著(ブルーバックス)

第1章,第二章でエネルギーについての説明から始まり、3章ではエントロピー
について説明する。この辺は、本格的に説明するとこれだけで1冊になる内容
だから軽く流すのかなと思ったら、なかなかじっくりと書かれている。ブルー
バックスの小さなサイズとはいえ、ここまでに100ページ費やしている。
分かりやすい例をもってきて説明してあって、フムフムという調子で読めた。
そのあとは、孤立系のエントロピー増大則を述べて、着目する部分系に関
する自由エネルギーを導入。分かりやすい。

基礎ができたら、次は様々な応用例で、エントロピーや自由エネルギー
の観点から化学反応がどのように進むのかを示してくれる。ブルーバックス
とはいえ、なかなか勉強になる。

「塩水を凍らせた時の氷は塩っぱいでしょうか?」

「水と油はなぜ混ざらない?」

「ゴムを暖めると伸びる,それとも縮む?」

などに答えを与えつつ進んでゆく。化学熱力学の基礎を学べる一冊だと思う。
最後の方は、化学平衡と反応速度の理論を扱う。ブルーバックスにしては、なかなか
高度な内容を含む本。レベルから考えて、高校生には少し難しすぎるかもしれないが、
化学熱力学を本格的に勉強するテキストの前に読んでおくと良いのではないかと思った。

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